八分帝国のルール解説です。
タイトル曰く、8分で終わるということですが正直そんなことはありません。20分くらいですかね。エリアマジョリティ（このゲームでは地域と呼ばれる区画により多くの軍隊や都市を置配置して支配する、エリア＝地域 マジョリティ＝多数派 ということですね）のゲームはあまりやったことないのですが、なかなか正解の動きがわからず、数回やった程度ではそこまで実力に差がついてないので友達ともやりやすいゲームだな、と感じました
目次
以下ルール解説です
ゲーム準備
A.4人以下の場合は巻物の下に5と書かれたカードを取り除く
B.ボードの好きな面を中央に置き、カードを混ぜ6枚並べる。残りを山札にする
C.各プレイヤーの色を決め、都市マークのある「開始地域」に軍隊コマ3個を置く。残りの軍隊コマ11個と都市トークン3個を渡す
D.プレイ人数に応じたコイントークンを渡す
（コイン…2人 14枚、3人 11枚、4人 9枚、5人 8枚）
E.開始プレイヤーを賭けて、自分のコインを競りにかけます。各々同時に賭けたコインを見せて、一番多かったプレイヤー1人だけがコインを失いそのプレイヤーが手番を決めることができます。コインが同額の場合はじゃんけん等で決めましょう
ゲームの準備は以上です！
ゲームの流れ
ざっくり概要
地図に国境があるのがわかるかと思います。これら1つ1つの国が「地域」です。また海を隔てて「大陸」が5つあります。
ゲーム中、毎ターンカードを獲得し、その効果で「軍隊」を「地域」に配置・移動させます。決められたカードの枚数（2人 13枚、3人 10枚、4人 8枚、5人 7枚）を獲得したらゲーム終了。
手番の進め方
開始プレイヤーから時計回りで手番を行います
A.各プレイヤーは表向きに並んでいるカードを1枚獲得し、効果を得ます。ただし、取る場所によって必要なコインが変わります
※ゲーム中コインは入手できないので慎重に使用しましょう
B.効果を得たあと、カードを左に詰め新たなカードを右端に補充する
これを決められた回数繰り返してゲーム終了です
カードの効果
5つあります
- 軍隊配置 もともとボード上にある「開始地域」か自分の「都市」がある地域に軍隊を「配置」する（今回は3つまで 開始地域に2つ、自分の都市に1つ など分けてもいい）
- 軍隊移動 ボード上の軍隊を移動させる（今回は4マス分 2つの軍隊を隣の地域、もう1つの軍隊を2つ隣の地域まで進める など）
- 軍隊海上移動 軍隊移動の効果に加えて、点線でつながった海を1マスとして移動できる
- 都市建設 すでに自分の軍隊がいる「地域」に「都市」を建設する
- 軍隊除去 任意の軍隊コマをもとのプレイヤーに戻す
※ / は左右どちらかの効果、+は左右両方の効果を得る
※「都市」は得点計算時1軍隊として取り扱う、同じ地域にいくつも都市が建ってもよい
得点計算
決められたカードの枚数（2人 13枚、3人 10枚、4人 8枚、5人7枚）を獲得したらゲーム終了。
地域の支配・大陸の支配・セットコレクションから勝利点を得て勝敗を決めます
- 「地域」内で「軍隊」と「都市トークン」の合計が多いと「地域の支配」→1点
- 大陸内で「支配」している「地域」が多いと「大陸の支配」→1点
（どちらも同数では支配されず0点となる）
大陸1 青色 0地域支配、黄色 3地域支配 同数2地域 青0点/黄4点
大陸2 青色 4地域支配、黄色 2地域支配 同数0地域 青5点/黄2点
大陸3 青色 0地域支配、黄色 2地域支配 同数0地域 青0点/黄3点
大陸4 青色 2地域支配、黄色 0地域支配 同数0地域 青3点/黄0点
大陸5 青色 2地域支配、黄色 0地域支配 同数0地域 青3点/黄0点
- カードに記載された枚数に応じて得点
（左の岩カードは 2枚1点/3枚2点/4枚3点/5枚5点 を意味します、船のカードは好きな資源1枚とみなします）
左が青色、右が黄色のゲーム終了時保有していたカードです
青 木0点・人参0点・クリスタル1点・岩5点・盃2点 計8点
黄 木5点・人参0点・クリスタル4点・盃0点 計9点
支配の得点と合わせると青19点、黄18点で青の勝ちとなります
インスト時の注意点
説明時勘違いされやすい点なので、再掲しておきます
- 4人以下の時、一部のカードを抜く
- 初期資金、ターン数は人数によって変わる
- 「都市」は同じ地域にも、他のプレイヤーの「都市」があっても建てられる
- 「都市」は地域の支配を確認する時、軍隊と同じ様に扱う
- 「大陸の支配」は「軍隊」や「都市」の数でなく、支配した地域の多さで決まる
以上で説明は終わりになります。やることとしては準備が終わってしまえば
- 表向きに並んでいるカードを1枚獲得し、効果を得る。その後カードを左詰めで補充する。
だけになりますね。短くてわかりやすくて相手の邪魔もできる、いいゲームだと思います。得点が大きく開くことがないのが難しいとこでもありますね。箱が小さめなのもポイントです。そのうちまたやりたい
