マイリトルエバーデールの解説を行いたいと思います
以下の構成で紹介していきます
概要
ゲームは本家よりシンプルで短く、わかりやすくなってます
本家エバーデール同様1番勝利点を稼いだ人の勝利。カードを扱うワーカープレイスメントです。ワーカープレイスメントとは、ワーカーを配置してそこにある報酬を得たり、アクションを行うゲームのことですね。このゲームでは配置した場所の資源を取ってきてもらいます。
エバーデールと大きく異なる点としては、カードは場にあり手札の概念がありません。手番も12回で終了というのが固定となっています
世界樹のコンポーネントがないのは寂しいですが、木箱やボードが綺麗なのはいいですね
ゲームの準備
1.メインボードを4つある「🌱」のうち、左の「🌱」の外側に月を置く(ゲームの進行に合わせて、右に進む)
2.木箱3つに「樹液、小枝、果実」を入れ、看板の上に置く
3.ポイントトークン(勝利点)を木箱に入れボードの外側に置く
4. 「資材ダイス」をプレイ人数分置く(今回は2人プレイの準備なので2つ)
※ダイスはゲーム中に振るので、振らずに枠内に置いておけば良いです
5.メインカード54枚を混ぜ、8枚をメインボードの下に表向きで並べる。残った山札をメインボードの脇に置く
※初開封時、メインカードの一部はエバーデールプロモパックの中に入っているので、加えてください
6. 「パレードタイル」をイラストごとに数を大きいものを上にし、4枚重ねてメインボード下部の「道」におく
7.各プレイヤーに「おうちタイル」と「同じ色の友達コマ」を3つ渡します
※「おうちタイル」の上に自分の「友達コマ」や「資材」を置きます
8.手番となるプレイヤーを決め、太陽マーカーを渡します
これで準備完了です!
ゲームの流れ
全4ラウンドです。以下の1.〜5.を1ラウンドとして、4回繰り返すとゲーム終了です
1.太陽マーカ―を持っている人は「資材ダイス」を振る
(このマスに「友達コマ」を置くと多くの資材がもらえます、ラウンド毎に目が変わるわけです)
2. 各プレイヤーはプレイ済みの緑カードを好きな順番で効果を発動する
(つまり緑カードをプレイすると2ラウンド目以降ボーナスがある)
3.「太陽マーカー」を持っているプレイヤーから時計回りで手番を行う
3.1手番では友達コマを1つおいて描かれた「資材」を得る
※置ける場所は足跡の描かれている、
- 資材置き場 (何人でも入れる)
- 資材ダイス (1人まで)
- 赤いカード (プレイした本人1人まで)
の3種類です。資材置き場には複数の足跡があるのでわかりやすいですね。
「資材置き場」に置くと1つの資材(樹液、小枝、果実のどれか
「資材ダイス」に置くと目に応じた複数の資材がもらえます
3.2コストを支払ってカードを「おうちタイル」の横にプレイし、プレイしたら山札から補充する
カードの共通ルール
- カードのコストは上部に記載されています(この場合は小枝2つ)
- 右上はゲーム終了時に貰える勝利点です
- 左上のアイコンは「動物」と「場所」の2種類あります
※アイコンは「パレードタイル」のボーナスを得る際や、このカードの効果のようにアイコンによって影響を与えるものがあります
カードの効果
カード下に記載されているのが「効果」でカードの色によって異なります(緑・青・茶・赤・紫の5種類)
- 緑 「コストを払ってプレイしたタイミング」と、「プレイ済みの緑カードを好きな順番で効果を発動する」の時に「効果」を発動する
- 青 「効果」の条件を満たすたびに発動する
- 茶 「コストを払ってプレイしたタイミング」のみ発動する
- 赤 「プレイ」した後、「友達コマ」を置いたタイミングで発動する。置けるのはプレイした本人だけ
- 紫 ゲーム終了時の勝利点を計算する時に発動する
これだけきくと緑や青が強そうですが、カードの強さや勝利点でバランスが取られています。ただ、序盤の青は強い気がしますね
3.3 「パレードタイル」の条件を確認する
- おうちカード 5枚
- 動物カード 5枚
- 緑・青・茶・赤・紫 5種類
- 同じ色のカード 3枚
の4種類があります。プレイ済みのカードを確認して、達成していたら「パレードタイル」を受け取ります。複数のパレードを同時に達成したら、全て獲得することもできます。各プレイヤーは同じ条件(絵柄)のパレードタイルを受け取ることができませんが、別の条件のパレードタイルを獲得することができるということですね。上にある方が勝利点が高いので、早く取った方が有利です
3.1〜3.3を終えたら次のプレイヤーの手番を始めます。
「友達コマ」が無くなったら4.に移行します
4.各プレイヤーは「友達コマ」を自分の「おうちタイル」に戻す
5.太陽マーカーを右隣のプレイヤーに渡し、月マーカーを1つ右の「🌱」に移動させる
3手番×4ラウンド、合計12回の手番があります。4ラウンド終えたら得点計算です
得点計算
- 種類問わず、余った「資材」2つで1勝利点を得る
- 紫カードの「効果」から勝利点を得る
- 「プレイしたカードの右上」と「パレードタイル」から勝利点を得る
これらの合計が高いプレイヤーの勝ちです!
同点の場合はプレイしたカードの右上の合計が高いプレイヤーの勝ちとなります
プレイするときの注意点
最後にわかりづらい点の補足です
先生 黄色の○はポイントトークン(1勝利点)
先生 カゴに樹液、木材、果実が入った絵は任意の資材1つ
英雄 友達=友達コマ を別のマスに移動して移動先の資材を得る
地図職人 地図職人に友達コマを置くことで、すでに置けない「資材ダイス」の資材を得る
カードの枚数54枚の内訳は
緑 17枚、青 9枚、茶 9枚、赤 9枚、紫 10枚
エバーデールプロモカードについて
プロモパックには以下のカードは入っていました
本家エバーデール、やったことはありますが持ってないので欲しくなりますね
以上、簡単ですがマイリトルエバーデールのインストでした
エバーデールプレイ済みだととても簡単なルールに感じますが、相手のプレイ出来るカードが見れる(手札がない)ので結構実力差もでる、とはいえ運が良ければ強いカードが補充されプレイできる。そんないい感じのバランスに仕上がってますね